サッカー王子に溺愛されます



毎日が楽しく思えるのは翔くんがとなりにいるからなんだなって気づいた。


だから、10年後も20年後もこの先ずっと、翔くんのとなりにいたい、という願いをこめた短冊。




「玲、書けた?」



「うんっ。翔くんは?」



「俺も。…笹に飾ろっか」




翔くんといっしょに短冊を飾って、もう一度お願いする。




「願いごと、叶うといいね」



「うんっ」




来たときと同じように翔くんと手を繋いで、肩を並べて歩く。




「玲はさ、何お願いしたの?」



「私?それはもちろん“翔くんとずっといっしょにいられますように”だよ」




ふふっと笑って翔くんの目を見ると




「俺も同じだよ」




ニコッと優しく微笑んでくれた。