それから、私リクエストのかき氷をふたりで食べたあと。
「大きな笹!」
「はい、玲。短冊」
「わ、ありがとう」
七夕祭りの目玉である大きな笹の前にやってきた。
笹には願いごとがかかれた短冊がたくさん掛かっていて、七夕だなあとわくわくする。
私も翔くんから渡された短冊さっそくお願いごとを書く。
何を書くかすこし迷ったけど、やっぱりこれがいいよね。
〈翔くんとずっといっしょにいられますように〉
翔くんと一度別れたとき。
毎日がぜんぜん楽しくなくてずっと退屈だった。
でも、もう一度付き合えて、毎日がキラキラしたように思えて、失って初めて気づくとかじゃないけれど
