「翔凪ー!」
「タオルー!」
「はいはい。」
ガチャッ
「どーぞっ」
「サンキュ。」
「ねぇ谷﨑!何で谷﨑はタトゥー入れてんの?」
「んー?それ聞くかぁ?」
「みぃ!」
「えー!いいじゃん!勿体ぶんないでさぁ!元カノとのお揃いとか!?」
「俺元カノいねぇよ?」
「え、そうなの!?」
「みぃ、みぃにも触れられたくないことあるだろ?」
「…そ、そだね。ごめんね。」
「別にいいけど?」
「じゃ、教えて!」
「みぃ!!嶺央!言わなくていい!」
……嶺央くん。
「…刺された傷跡消すために入れたんだよ。」
あたしは耐えきれず嶺央くんの隣に行って、横から抱きしめた。
「え…誰に?」
「ババァと兄貴。1回俺死んだんだぜ?」
そう言いながら、ケラケラ笑ってる嶺央くん。
……この話は、何回聞いてもキツイな…
「嶺央くん…」
「嶺央!!笑うなよっ!!」
「…そー、、なんだ。」
「嶺央!俺達どの部屋で寝りゃいいんだ?」
「お前ら3人で、ここで寝ろ。で、麗旺達は向こうの和室いけよ。翔凪ー。布団。」
「…探してるんだけどね?3個しかないの。」
「は?麗旺達は一緒でいいだろ。で、春姫達は3人で2個。行けるだろ。細いし。」
「そっか。分かった。」
「あ、翔凪!自分でやるよ!」
「俺達も自分でやる!」
「…瑞希、気にすんなよ。」
そう言って、嶺央くんは歯磨きをして寝室に入っていった。

