傷だらけの龍に恋をした。



「なぜ二人のために出ていかないといけな

いんですか」


「そう。ならいいわ」


私が出ていかないからかその日サキさんが

レツさんを傷つけることはなかった




時間がすぎサキさんがかえって部屋には私

とレツさんの二人だけになった