彼の部屋に着くと、すでに飲み物が用意されていた。 私の好きなカフェオレ。 「わー、はやい。ありがと!」 「そろそろつく頃だと思ってね。」 彼はいつだって優しい。 私にはもったいないくらい、いい彼氏さんだと思うよ。 ただ1つを除いては…。 「…あのー」 「ん? 」 「えとね?反対じゃないかなーって思って。」 「そう?いいのいいの。」 ものすごく、甘えたがりなところを除いては。