by太刀川日和



橋の下、家の影、橋の反対側、後ろは川だ。
四面楚歌ってやつ?
絶体絶命だったかな……

とりあえずおびき寄せるか。
こっちから突っ込もうものなら残りの二方向から攻められておしまいだ。


斉藤さんは確か左利きで一刀流免許皆伝だった筈だ。




「さいぃぃぃぃぃっ!?……」

斎藤さんは左側から回ってください。
そういおうとして日和はやらかすところだったと二重に冷や汗をかいた


「?」






あっぶな!あっぶな!ヤバイヤバイよかっ、よかったぁぁぁぁぁ!!おもわず 斉藤さん なんてよぶとこだったよぉぉぉぉあぶね、












何で知ってるの?未来から来たの!なんていったら、うまいように利用されるか、間者だ!とかなんとか言われて斬られるか切腹か───

















「今なんかいって…」「ないない!さぁ行こう!って言ったんですぅぅ!!そういえばお名前はぁぁ!?」



まぁ知ってますけどぉぉぉぉ