ヨチヨチと狭い中を4人は這って進んだ。
「ここ、上に岩あっから注意しろよ」
「オッケー」
「にしてもさぁ、こんな時に地震あったら嫌じゃない?」
そう言ったリアの尻をロミオはバシッと叩いた。
「言うなリア!イヤなことは言うとほんとになるんだぞ」
「つーか触るなっ!」
再びロミオの顔面に蹴りが飛ぶ。
「おーい。生きてるかロミオ〜?」
「おう!鼻血出てるが生きてるぞ!」
「…そ、そうか……」
それから5分ぐらいは進んだだろうか。
ジャスティンは行き止まりにたどりついた。
「だぁぁぁっ……」
「どうしたの〜?」
お尻の方からヴァレリーの声がする。
「…いや、行き止まり……」
「え゙ーーっ!!」
大ブーイングだ。
ジャスティンは行き止まりの土壁を触ってみたが、崩れたとかいう感じじゃなさそうだ。
「ダメだ、どー考えても行き止まり」
「じゃぁ戻んなきゃね…」
「こんなとこでどーやって戻れっていうのよ〜!」
「方向転換できねぇからこのまんまの姿勢で戻るしかねぇな」
「ぎゃははっ。おもしろそうだな!」
仕方がないので、4人共ヨチヨチとそのままの姿勢で戻っていった。
「やだ〜。ヴァレリーのでっかいケツがせまってくる〜」
「うるさいわねっ!」
「リアのケツもせまってきてるぞ」
「だから見んじゃないわよ!」
しばらく調子よくバックしていたロミオだったが、急に足場がなくなった。
というか横穴に入る前の空間に戻ったわけだが、
「うひゃぁぁ〜」
ロミオはズドンと転がり落ちた。
「きゃぁ!」
何も考えてなかったリアも落ちてきた。
「うぎゃぁ!」
ロミオのお腹に落下。
「爆弾直撃…」
「何か言った!?」
ヴァレリーとジャスティンは落ちることなく戻ってきた。
「ふぅ〜……」
リア以外、キョロキョロと辺りを見回した。
ここへやってきた道と、行き止まりに続く道の二つしかないように見える。
