復讐に生きる



裏路地から出ると何もない道通りに一台のワゴン車が停められていた


私を中部座席に押し込み、男達か次々と乗り込んでいく


回りは男達に囲まれていた


俯いていると突然後ろから何かで目を覆われる


「!? 何を……嫌っ!」


「動くな。 ぶん殴るぞ」


「っ!」


耳元で囁かれた低い声


嫌でも大人しくするしかなかった


そのまま車が動き揺られていた


暫く経ってから車が停まった


目的地に着いたんだろう


「降りろ」と、腕を引かれ、車から降ろされる


歩かされたが目隠しをされているため思うように歩けなかった


その時に薫ったのは強い潮の匂い


恐らく海の近くにあるだろう倉庫に私は連れていかれたのでしょう


だとすればどこかのチームに絞られますね


ガラガラと錆びたドアを開ける音が聞こえてくる


「!」


急に身体が浮いて驚いた


すぐに横抱きにされたと気づく