「いいですよ? そんなに聞きたいのでしたら教えてあげますよ。 ……それ相応の覚悟がございましたらね」
「覚悟?」
「……実家に住むご家族はお元気でしょうか。 それとも今年ご入学されたお子様は今ご自宅におりますか?」
「なっ……!?」
「そうでなけれは急いで連絡してはいかがですか? 後からだと手遅れになりますよ?」
「……テメェ」
私を睨み付けて殺気を放つ担任
引退したとはいえ、現役の時の血は忘れてはいないのでしょう
「……少々言い過ぎたようですね。 安心してください、実家のご家族もお子様もお元気ですし、何も起きておりません。
──今の所はですけれど」
「……」
何も起きないと聞いて少しだけ殺気が和らいだ
「……今はだろ?」
「はい。 私の邪魔をなさらなければ何もいたしません。 因みに、追及も私の中では邪魔をしている、という分類に入っておりますのでご注意下さい」
「……」
何も話さなくなった担任にクスリと笑いかけた


