復讐に生きる



「隆弘の周りには動物が一杯で羨ましいですね」


「華だって犬を飼ってるじゃん!」


「そうですけど写真はなかなか撮らせてくれないんですよ?」


「それでも動物いるだけましでしょ。 おれなんてマンション暮らしでペット禁止だよー?」


「智也、ドンマイ」


「隆弘うるさい」


「……フフッ」


二人のちっちゃな口喧嘩に笑いを含めつつ何気に自分のカバンの中身を見る


「……あ」


ポツリと呟いた言葉に二人は口喧嘩を止めた


「どうしたの?」


「……私とした事が、忘れ物をしてしまいました」


「忘れ物? スマホとか?」


「それもですが……明日までの課題もです」


「「……」」


二人は顔を見合わせてから立ち上がった


「総長達が通う学校の場所は知っているから今すぐ取りに行こう」


「おーい、おれら今からちょっと出掛けてくるから総長達に言っといて!」


隆弘に手を引かれ、智也は周りには伝えてから私はバイクに乗せられ、学校への道のりを戻って行った