暫く歩いて辿り着いたのは裏庭だった
ドンッ
「いっ……っうっ……!」
僕は壁に叩き付けられてズルズルと座り込んだ
そんな僕を副総長は真顔で見下ろしていた
「あ、あの「もう華に近づくな」」
声をかけようとしたが遮ぎられ、脅される
「幼馴染みだからって、屋上以外で会えばいいと思ってる?」
「そ、それは「思ってんだったら。 今後から華とは話をするな。 わかったな」」
「なん「弱いくせに。 俺に逆らうのか?」」
──さっきから僕の言葉を遮り過ぎやしないか?
人の話は最後まで聞けよ
暴走族以前に人として劣っている事に心の中でため息をついた
すると副総長は足を振り上げ、
ガンッ!
「……!」
顔の真横ギリギリを踏み、僕を見下ろす副総長の口許が歪んだ
「いいか? お前は華に相応しくない。 ……弱者は弱者なりに地面に這いつくばっているのがお似合いなんだよ」
親が子に語りかけるように優しい口調で言った後に僕から離れて行ってしまった


