「次はないよ。 もし、あったとしたら僕はお前をコロス」
「……っ」
「華のお陰で命拾いしたね。 ……次はないよ」
息を呑む錬を冷笑し、僕は華の元へ向かった
「華っ!」
華の隣を歩いて校舎に入ろうとした所に誰かが叫んで走ってきた
「遅かったから心配したよ。 皆で探してたんだ!」
「……ぁ、すみません。 天音と少しお喋りをしていました」
申し訳なさそうに謝った相手は復讐相手の一人である雷光の副総長だ
「そうだったんだ。 けど、遅くなる時は携帯でー……あ、華、携帯持ってないんだっけ?」
「……はい」
「それだったら……」
別の方法がないかを考える素振りを見せた後、
「次遅くなる時には近くを通った下っ端に伝えて。 下っ端から俺達に連絡するように後で言っておくから」
この学校には雷光の下っ端は全体の二割が通っている
チラリと廊下を見ると数人程見られた


