「もしかすると、お前も何か"弱味"を握られているのか?」
──は?
「そうだとしたら、オレと手を組め。 オレ達であの女の居場所を奪おう」
目を見開いたまま固まる僕に言葉を続けた
ちょっと待って、どういう経緯で僕は華に脅されていると?
「──どういう意味かな」
どうしよう、華の言い付け守れそうにないや
「あの女はこのまま雷光にいてもらっては困る。 お前も嫌々従っているんだろ? だったら従うフリをして最後に……」
ダァンッ!!
気付いたら僕は目の前の男を壁に叩きつけていた
「──最後に、の後はなぁに?」
「あ゛っ、がっ……!」
胸元に触れている手に力を入れて皮膚にのめり込ませていく
苦しみもがく彼は僕から見て非常に滑稽だった
「──よぉーくわかったよ、お前が言いたいこと。 要するに、
僕に喧嘩売ってんだね」
耳元で低く小さく囁いた


