「……え、総長、それは本当ですか?」
下っ端であろう一人の女生徒は震えながらに長田さんに質問した
「そ、そんなワケないじゃない!! 全部こいつの作り話よっ!!」
「落ち着いてください。 まるで認めているようですよ」
「!!」
長田さんは私を睨み付けて髪を掴んだ
「うるさいうるさいっ!! 元はと言えばあんたがデタラメを言ったからでしょ!!」
「……っ」
あまりの痛みに顔をしかめた
「はっ! あんたもそんな顔するんだねー! いっつもムカつく程にニコニコしてたから知らなかったー!!」
「…………離して、頂けませんか?」
「え、何ー? 聞こえない?」
「──離して頂けませんか?」
「!?」
長田さんは顔を青ざめてすぐに手を離し、私から距離を取った
「……今のお話を事実か作り話かをお好きなように捉えても構いません」
二人の手が緩んでいたのを見計らい、振り払ってから距離を取るように後ろに下がる


