「俺達は華の味方だ。 だから、どんな過去でも受け止めてやる」
なぁ、と周りに賛同するように武瑠が聞くと祐哉、真白、亮太が頷いた
「話は聞いてやるよ。 だからと言って同情はしてやらないからな」
錬さんの言葉は一見気遣うように聞こえるが恐らく……
何のつもりで話すんだよ、といった疑問が見られた
「……ありがとうございます」
私はお礼を言って、過去を伝えようと息を吸い込んだ
「私は前に言いましたよね? 家族は亡くなったと、正しく訂正しますと殺されたんです。 私の目の前で……
その時私は風を引いてしまい部屋で寝ていたんです。 そうしたら突然大きな音が聞こえて、疑問に思い両親の元へ向かいました。
大きな音の正体は銃でした。 亡き者となった両親の側で銃を持った男達がいました。 その人達は私を殺す前に犯したんです。
私は何日も生死の境をさ迷い目を覚ましたら病院でした。 親戚の方々も見舞いに来ましたが、その人達は私よりも両親が残した遺産が目的だったのです。
信用できませんでしたから私はその日から一人で生きていく事を決めました。 心細かったのですが今は信頼できる人達や私になついてくれる番犬がいますから寂しくありません」
シンッ、と静まり返る室内を見渡して私は微笑んだ


