ガラガラガラッ
`華さん、こんにちはー!!´
「こんにちは」
倉庫に着き、中に入ると下っ端の皆から挨拶をされる
それを笑顔で返し私は武瑠と幹部室の階段を上った
ガチャッ
「あ、華ちゃーん! ごめんねぇ、今日行けなくて……何かあった?」
「……? いえ、いつも通りでしたよ」
学校で起きた事は言わないでおこう
「そっかー、じゃあさ、お菓子食べよ」
「……では、お言葉に甘えて頂きましょうか」
私はバッグをいつも座っている場所に置き、真白の隣に座ってお菓子を手に取った
彼らは様々な事をしていた
祐哉は亮太とゲームの対戦をしていて武瑠はする事もないのか雑誌を読んでいる
錬さんは目を閉じて眠っているのを装いチラチラと視線を私に向けていた
その度に目を合わせて微笑みながら首を傾げると錬さんはサッと視線をそらすのだった