「……彼らとは違うとは思いましたが、貴方もお馬鹿さんですのね」
「あ?」
馬鹿、と言われて頭に来たのか錬さんは眉間にシワを寄せる
「そもそも、決めたのは私ですが姫にすると言ったのは武瑠です。 総長の言葉に背くおつもりですか?」
「!」
「背くお気持ちはわかります。 何せ、貴方の言葉を無視して彼らは私のような女を姫にしたのですから」
「……何が言いたい」
錬さんの瞳に写るのは異性に対する嫌悪感と私に対する警戒心だ
「貴方は何とかして私を雷光から追い出そうと考えておられるように見えます。
……あの後、天音と話をしましたね」
「!」
「……何を聞いたかはわかりませんが、天音が言った事は大体想像できます。 あえて言うならば……
私はある"目的"でこの学校に来たのです」
「目的?」
私は笑顔を浮かべたまま錬さんに近づいた


