「何だ、いじめられているのか」
「そうですね。今朝見ると赤くなった靴とゴミが入っており、教室に入ると陰口を言われました。
机には落書きはありませんでしたが教科書とノートは全滅でしたね。 買い換えなければ……」
話を聞いて錬さんはニヤリと笑みを浮かべた
「いじめられなくなる方法がわかるか?」
「それは"雷光の姫を辞めろ"と言いたいのですか?」
「そうだよ。 お前はあの場所に必要ない」
錬さんは笑いながら私を見てハッキリと言った
もしそれができるとなれば錬さんはいじめる側につくだろう
──ですが、残念ですね
「私は姫を辞めるつもりもこのまま大人しくするつもりもございません」
私は錬さんに笑顔を向ける
「今の状況で姫を辞めるとなると影で行われていたものが公となります。 何だかそれは面倒ですので」
フフッ、と声に出して笑うと錬さんは一気に真顔になった


