授業を終えて昼休みとなった
赤い靴を履いたまま私は廊下を歩いている
通り過ぎる生徒の中には見ているだけの生徒や笑っている生徒と様々だ
赤は目立つ、なのにそのままにしているのは私の存在を認知させるため
噂は流れているが実物を知らない人は必ずいるだろう
全校生徒に私の存在を知らしめなければ……
頭の中で復讐の新たな計画を立てながら向かうは屋上
入ると既に先客がいた
「……錬さん」
「気安くオレの名前を呼ぶな」
「すみません」
悪びれもなく謝り、錬さんとは離れた距離に立つ
錬さんは舌打ちをしてフェンスに寄りかかり、目を閉じた
「……不思議ですね、何故私を毛嫌いする錬さんが学校に来ているのでしょうか? 監視役につけられたのですか?」
「護衛だ。 オレはごめんだけどな」
「でしょうね。 私の状況を見ても何も言いませんもの」
赤くなった靴を見せてみるが錬さんは一別しただけだ


