そんなお馬鹿さんな彼女らに私は笑顔を向ける
「あら、おはようございます。 そうですね、私は予備の靴を持ってきておりません。 いかがなさればよいでしょうか?」
「はぁ? それならはくしかないんじゃないの~?」
「……そうですか」
──残念ですけど私はこんな事では傷つきませんよ
私は嘲笑する彼女らの目の前で真っ赤になった上靴を履いた
半乾きだったのか、柔らかい感触が足で感じて背筋が震える
「そうそう、次に私の靴を彩る時は赤以外でお願いしますね」
「「「!?」」」
私の行動に驚いている彼女らの横を通りすぎて笑顔を浮かべたまま教室に向かった
ガララッ
シーンッ
私が入ると教室は嘘のように静まり返りすぐにヒソヒソと陰口が聞こえてきた
内容は私への悪口の為、知らないフリをして自分の席に向かう
その中には私の足下を見てギョッとしている生徒が見られた


