復讐に生きる



あの後、彼らの元に戻った私は案の定左頬の事で問い詰められた


それに関しては転んだ、の一言で済ませる


彼女らに絡まれた翌日、私の下駄箱が大変な事になっていた


「……これは」


大量の紙屑、おまけに上靴はペンキかなにかで塗られたように真っ赤になっていた


紙はゴミ箱に入れればいいけど、上靴は今からはかなければならない


この状況を彼らに見られたら大騒ぎ所ではなくなると思うが現在ここにはいない


『悪い。 今日は事情があって一緒に行けない。 帰りは絶対に迎えに行くから、待ってろよ』


そう言われて内心、離れられた事に浮き足が立ちかけていた


その矢先に彼女らが仕掛けてきた


──何故彼女らが仕掛けたとわかっているのか、それは……


「アハハッ、なにその靴~! 誰がやったんだろうね~」


「酷いよねー! これじゃはけないよー」


「でもでも、菊川さんは予備の靴、持ってきてないよね~?」


まるであたし達がやりました、とでも言っている見たいじゃないですか