その後、お手洗いに向かった私はそこで三人の女生徒に囲まれた
背は壁で動く事はできない
「アンタ、どんな手を使って雷光の皆様を取り入れたの?」
「可愛くねーのに、調子乗ってんじゃないよ!!」
「今すぐ姫を辞めろよ!!」
──と言ったような同じ言葉を私に投げ掛けてくる
何かをしてくるとは思ったけれど、まさか絡まれるとは……
私は彼女らの顔を見て、クスリと笑った
「何がおかしいの!?」
「いえ、すみません。 ですが、どんな手と言われましても向こうから誘ってくれたのですし」
「嘘つくなよ!」
「残念ながら本当の事ですよ」
嘘だったらどれ程よかったのか……
人前にも関わらず私はフゥッと息を付く
パンッ!
「……!」
突如の乾いた音と同時に左頬に痛みが走った
彼女らの中の一人がひっぱたいたのだとわかった


