華が雷光に来てから女遊びはやめたんだ
俺だけじゃなく祐哉や亮太、真白も……
華が嫌がると思ったんだ、あれほど清廉な女はであった中でなかなかいない
儚げで美しくて俺だけの物にしたいと思った
そう思ったのは……過去にも一回…………
ズキンッ
「っ!?」
一瞬だったが頭痛のような突然の痛みに顔をしかめた
「──た、武瑠ぅ~、待ってよぉ~!」
そう声をあげて走ってきたのはるる子
俺の前まで来ると両手で膝に手をついてゼェゼェと息をする
「……み、皆酷いよぉ…武瑠だって雷光を大事にしてるのにぃ……何か、悪者扱いとかぁあり得ないよぉ~……」
「……るる子」
目に涙を浮かべる彼女にぐっと胸が苦しくなる
「華ちゃんだって、他の人ばっかりに目を向けちゃってさぁ、ちょっと武瑠に失礼だよぉ。
るる子は絶対に武瑠に冷たくしないもん!」
泣きそうになったかと思うと怒りだす
コロコロと変わる表情にイライラしていた感情をいつしか忘れてしまっていた


