復讐に生きる



「皆さん、聞いてください! …………ぁ」


入ってきたのは下っ端だった


興奮ぎみだった表情が俺達のピリピリ雰囲気を感じ取り、ひきつった表情へと変わっていく


「ど、どうした? どっかのチームが来たのか!?」


「ぇ……えと、違います。 実は、隆弘さんと智也さんが戻ってきたんですよ!」


以前[道化師]によって潰れたチーム、海竜によって大ケガを負った時期幹部の二人


暫く入院していた二人が戻ってきた


「え、そうなの!?」


「はい、だから、皆さんにも早急に言わなければと思いまして……」


「なぁんだぁー! ビックリさせないでよ~」


「す、すみません」


アハハと笑いながら下っ端の肩を叩く真白


「……武瑠、祐哉も一旦落ち着こうぜ? 戦力が少し戻ってきたんだ。 一言言ってやんないと……」


「……そうだね」


祐哉は襟首を掴んだ手の力が緩んだ隙を狙って振り払った