「あら、気付きませんか?」


「……? …………!」


私が指差した先をジーッと見て天音はハッとした


「わかった所で私は雷光の方に行きます。 カバンを持たせてすみません」


「いいよー」


天音から預けていたカバンを受け取り、私は歩き出した


これまでバイクに乗せて貰って倉庫に向かうには正門で彼らは待っていた


だが、正門には彼らの姿どころかるる子もいない


……正直、るる子は元から信用はしていませんがここまでされるとは思いませんでした
































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TO“るる子より”

件名“バーカ!”



皆にはいっておいたよ! あんたが後から倉庫に向かうから先行っててって!

だからるる子が武瑠の後ろを独占ー♪

あんたは歩いて倉庫に来なさいよね!

がんばーp(^-^)q


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「……本当に彼女は何がしたいかわかりませんね」


武瑠から貰った携帯に来ていたメールを開いた結果がこれですか


溜め息以外に口から出てきたものはなかった