武瑠は一言で言うなら暴君気質
総長なんて関係なく常に人の上で周りを下に見る事を生きがいとしている、俺の命令は絶対だと思い、他人の手柄を遠回しに己の手柄と見立てようとする
「よし、そうと決まれば計画をたてるか! 早い方がいいだろ? 佑哉、調べてくれ」
「……わかった」
武瑠の言葉に佑哉は笑って頷くがその目は笑っていない
「じゃあ、佑哉が調べている間はなにすっかなー?」
「亮太、今回の事とこれからの事下っ端に言わない? ずっと気になっているみたいだからさ」
「おう、そうすっか! 武瑠、俺達下行ってくるわ」
そう言って亮太と真白は幹部室を出て行った
私は話にきただけで他に用事はない
「……すみません、話は以上でいいですか?」
「あぁ」
「でしたら、私は家に戻ります。 実は、家での用事が終わっていませんので」
「家での用事? それは今日じゃなきなきゃいけねぇのかよ」
「はい」
そう答えると武瑠はあからさまに不満げな顔をした
見るからに分かりやすい、幼い子どもみたいだ
「申し訳ありません。 ですが、帰りは歩いて行きます」
「いや、送る」
「大丈夫です」
ニッコリ笑って言った


