「……で、どうするんだ?」
「何を、ですか?」
「決まってんだろ! 華の両親の仇討ちだよ!」
もはや、彼らは剴が私の探していた人物だと確定していた
「……そんな、仇討ちだなんて…私はただ、話がしたいのです」
オドオドと不安を装い、彼らを見据えた
仇討ちの対象自体違うのに、復讐される側が何を言っていますか
そんな私の中に芽生えた"感情"がじわりと沸き上がる
「華ちゃん、呑気すぎ! 相手は組に入っているんだよ! 話なんてできるわけないじゃん!!」
「それに、相手は武器使うんだ。 俺らは迂闊に近づけねぇよ」
そんなのわかっていますよ
──分かっている事を繰り返さないで頂けますか?
「……で、ですから戦おうですか? 危ないですよ、皆様が傷つく所なんて見たくありません」
「大丈夫だよ、華。 俺達は強いから、心配しなくてもいいんだよ」
テーブルに付けていた手に触れたのは佑哉
まさか、触られるとは思ってもいなかった私は触られた手を呆然として見ていた


