「華、一人じゃ心細いだろう。 わたしの所に来るかい?」
「っ!」
あたしが聞こうとしていた事を先に言われてしまった
「何を言っているだ、それを決めるのは華だろう?」
「誰でもいいのよ? わたしたちは受け入れるわ」
「……!」
今、この会話に入ってしまうとあたしもこの人達と同類と思われてしまう
華を見ると、ニコニコ笑って話を聞いていた
華は何と答えるの?
あたしの焦りとは裏腹に華の口から出てきたのは誰も予想のできなかった答えだった
「ありがとうございます。 ですが、私はあの家で育ちました、だから離れなくないのです」
「え……華戻るの? 義兄さんと姉さんがいた場所に?」
「はい」
あたしの言葉に華は笑顔で答えた
「だが、華はまだ小学生だ! 無理に決まっている!!」
「えぇ、今は小学生です。 ですが後二月で中学生になります。 それなら、心配ないでしょう?」
「わたし、血の海だって聞いたわ! あんな所にどうやって済むつもりなの!?」
「それなら清掃員に頼みます。 まぁ、無理なら自分でするしかないでしょうが……」
そう言って何かを考える素振りを見せた


