バンッ!
病院からの連絡を聞いてあたしは病室に飛び込んだ
「──芽衣子、さん?」
「……華」
あたしは泣きながら華を抱き締めた
久し振りに彼女の声が聞けた、体温を感じた
嬉しかった、姉さんと義兄の形見だから
華はクスクス笑いながらあたしの頭を撫でていた
華に撫でられるのは恥ずかしかったけどそれであたしは我に返る
これから、華はどうするの?
父母を失ってしまった彼女はどうなってしまうの?
あたしが引き取れば解決だろうけどそんなの親族達が許しはしないだろう
「芽衣子さん、どうしました?」
「ぁ……華、これから……」
ガララッ!
「華っ!」
「よかった、目が覚めたのね……!」
あたしの言葉を遮るように扉が開き親族達が入ってきた
手には見舞いだろう花やお菓子がある
……今まで来なかった癖に、どの面下げて来てるの?
思わず口に出してしまいそうな言葉を呑み込んだ
「今回の事を聞いて胸が苦しくなったよ。 とりあえず、君が無事でよかった」
「これから大変だろうけどわたしたちがいるからね!」
心の中では思っていない癖に、あんた達の目的はお金でしょう!?
親族達の言葉に唇を噛み締めた


