この人、顔が真っ青だわ。
あまりにも血の気がなさすぎる。
「….あの、どこか具合でもーーー」
最後まで言う前に、レミリアの足元に男が倒れた。
「ちょっと!?大丈夫ですか!?」
倒れこむ男に近づいてみれば、彼の脇腹から大量に血が出ているのに気がついた。
……っ、撃たれたんだわ!
突然の出来事に忘れていたが、確かに一発の銃声を聞いたのだ。銃が自分に向けられていたことも、自分の前に出この人が立っていたということも忘れていた。
「…….っ、私の、私を庇ったからね!?」
苦しそうに顔を歪める男に、レミリアも血の気が引く様な思いだった。
どうしようっ!
て、手当しなければ!
