後ろから押さえ込んでいる身体は柔く、華奢で甘い香りがする。
白銀の髪の隙間から見えるうなじも同様に白く滑らか。
ゴクリと男は喉を鳴らした。
「…なぁオヒメサマ、薄汚いオヤジどもにハジメテを犯されるより、若い俺のほうがよくねぇか?」
………何を言っているのこの男?
こんな状況であるのに、レミリアは男に心底呆れた。
薄汚いオヤジも男もレミリアからしたら大して差もない。
とんだ阿呆だ。
そういう風に女として見下される屈辱にレミリアは拳を握りしめた。
と、その時。
ついにチャンスが回ってきたのだ。
男が後ろからレミリアの顔を覗き込んできたのだ。
そしてーーー……ゴンッッ!!!
「っい!?グアァア!!!」
思いっきりその顔面めがけて頭をぶつけたレミリアは、思惑通り男の人腕から逃れる事ができた。
レミリアは即座に立ち上がり、痛みで転がる男を踏みつけて逃げ出した。
