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「ムリムリ ! ! 絶対ムリですっ ! ! ! 」
それは、いじめ事件から数日後。
私は首をちぎれるほど横に振り、拒否していた。
「主の命令が聞けないのかっ ! ! ! 」
お怒りの拓海くんだけど、今回ばかりは私も引けない。
「ムリなものはムリなんです ! ! 」
「未来は........俺の悲しむ姿が見たいのか... ? 」
「それは、嫌ですけど.......」
心の中で天使と悪魔が戦う。
「未来は...........俺が好きでもない奴と結婚して嬉しいのか ! ? 」