執事〈♀〉は狼たちを虜にする






キーンコーンカーンコーン...


「あ」


授業開始前の予令が鳴った。


「んじゃ、保健室で制服借りてくるか。」


「はい。教室で待ってます ! 」


「あぁ。」


虎道寺くんはかるく手を挙げて、屋上から出ていった。


私も教室に戻ろっと♪







それから少し遅れたけど、虎道寺くんはちゃんと授業に出てくれた。


ほとんど寝てたけどね。


でも何だか嬉しくて。


1日中、私の心はポカポカしていた。