しばらくすると、乙女ちゃんが大きなため息をついて言った。
「わかったよ。藤堂のお願いする姿はレアだしね。」
や、やったぁーー ! !
私と拓海くんは、顔を見合わせて笑った。
「君、名前なんだっけ ? 」
「栗山 未来です ! ! 」
「じゃあ、栗山さん。今から家庭科室で教えるから、ついてきて。」
「はいっ ! ! ! 」
私は乙女くんの背中を追いながら、拓海くんの方に振り返った。
私が拳を作ると、拓海くんも「がんばれよ。」と言ってくれた。
待っててくださいね、美味しいオムライスが作れるように頑張ってきますから ! !


