「......で、何 ? 用事ならさっさと言ってよ。」
「はいはい。せっかち乙女。俺の執事の未来にオムライスの作り方を教えてやってくれ。」
拓海くんが偉そうにお願いすると、乙女ちゃんは私に冷たい目を向けた。
「たかが、オムライスごときが作れないの ? 」と言いたげだ。
「高良にはもう言ってあるしさ ! 教えてやってくれよ~ 」
珍しく拓海くんが必死にお願いしている。
そのことに感心していると、拓海くんに横目で睨まれた。
「.....お願いしますっ ! ! 」
任せっきりじゃいけないと思い、私も頭を下げる。


