「いや、マジだから。これぐらいあったら足りるだろ ? 」


そう言いながら、男の子がポケットに手を突っ込んだ。


な、何をだすんだろ.... ?


私は目を凝らして、男の子の手を見つめる。


すると、そこに握られてたのは―――












―――――札束だった...