執事〈♀〉は狼たちを虜にする




「なぁ.....」


「......は、はい ? 」


驚くことに、高良くんが長い沈黙を破った。


変わらず、鋭い観察眼を私に向けながらだけど。


でもこれで、会話もできて少し楽になれる ! ! と思った私がバカだった。


次に発した高良くんの言葉が、悲劇の始まりとなる。














「お前の髪、カツラだろ。」