「さっそくカツラと眼鏡のせいでいろいろ言われてんなぁ ! 」 クックッと喉をならしながら笑う拓海くん。 笑ってる場合ですか ! ? 少しぐらい心配してくれてもいいじゃない ! ! そしてそのまま、プリプりしながら拓海くんと同じ教室に入ろうとすると、なぜか止められた。 「お前のクラスは隣。」 ......え ? 「ど、どうしてですか ! ? 困りますよっ ! ! 」 「は ? 何でだよ ? ? 」