R I L L i A N ―嘘と秘密―




注文を終え、飲み物が来るまで
自己紹介をすることになった。



「はい。じゃー俺から。雅栄高校1年の暮木透。これでも生徒会長やってます。よろしくね。」


また、ニコッと笑う。


本当、綺麗に笑うよなこいつ。


「えー!1年で生徒会長って凄いよね?」


「んー、やりたい人なかなかいないしね。」


「そうなんだぁ」


「えー俺はー、雅栄1年古河燈夜。夢は親父の店継ぐこと。よろしく」


ちゃんとしてんだよな。ほんと。
見た目と違って。



「お父さん、なんのお店してるの?」


「LARMEっていうカフェ。結構好きなんだ」


「えっ、あそこ人気じゃん!」


「あたし1回も行ってる!」


だよね!
レアチーズケーキ最高だよね!


って話したい。


あーやばい。


女子トークしたい。


「えっと、俺は雅栄1年の百合新です。趣味は、えー、料理かな。よろしく」


「料理するんだあ」


「一人暮らしだからね」


「なんか百合くんて、名前の通りって感じだよね」


「どーゆーこと?」


「優しくて、爽やかで、美少年って感じ」


そんなんじゃないんだけどなぁ。


「新学校でもそう言われてっけど、いろいろやってるよ?こいつも」


古河が横から入って来た。

何いうつもりだこいつ。