「つーかさ、新は彼女作んねえの?」


古河は手伝いを中断して、あたしの隣に座った。


「別に今、必要だと思わないし」


「ふーん」



「古河は?」


「作りたいよー。でもまず好きな人作んねえとだからさー。」


いないんだー。



「つか、俺ら三人ともいねえのか。」



「だな」



「合コンやる?」



「「は?」」