R I L L i A N ―嘘と秘密―




佐渡は、白いTシャツに黒のベスト、黒めのスキニー、白のスニーカーだった。


なんか似てる。



「よし。行くわよ。」



「なんかお前オカマみたい」



「はあ?うっさい。これが元だって言ってるでしょー。」


あたしが先に行こうとすると、腕を後ろに引かれた。


久々な低めだとしてもヒール。

後ろに倒れそうになったのを、体で受け止めてくれた佐渡。


「何?」


「今日俺らカップルだろ。」


「えっ」


ギュ

手を握られた。恋人繋ぎ。


やばい、心臓。そして顔が火照る。