R I L L i A N ―嘘と秘密―




その後なんとか、一ノ瀬先生は意識を取り戻し、授業を始められた。


「新、帰んぞ」


「おう。って、佐渡今日のはシャレになんねーぞ」



「そーか?なんかいちいちうるせーからよ。」



あーそーゆー。

やっぱこいつ、自由なやつだな。




「わ。何あれ」


「カフェだろ」


佐渡の言う通り、そこはカフェなんだけど、そこの宣伝ポスターみたいなものに書いてあるのは、



「レアチーズパフェ………!」


「お前、そういうの好きなんだな」


「あんまり甘いのはあれだけど、レアチーズは別!」


「ふはっ、普通の口調になってるし。」



でも、限定って書いてある。


……………


「カップル限定だな。」



カップルってなんだこらー!!!!


なんだ、独り身に対しての嫌がらせか!?



諦めるしかないの?


いやだ、食べたい!何がなんでも!