完璧に伸びきった四人の三年生。 「お前、ダイソンかよ」 「はい?」 「それとも電気自動車?」 「雨宮先生、ちょっとよく分かんないです。」 「喧嘩が静かだって言ってんだよ」 雨宮辰貴。 あたしをここに入れてくれた理事長先生。 年は60で、見た目は普通のおじいちゃん。 だが中身は若い。 「どーにか、上手くやってるみたいだな。」 「一人にはバレちゃったけど」 「佐渡七斗、だろう?」 「え?」 「仲がいいと聞いた。」 「さすがです。」 「伊達に事務員を装っていない。」