「お前、彼女とかいないのかー?」


何故か先生と一緒に買い物をしてる。

先生のカゴには弁当。惣菜。


「いませんよ。先生も独身ですか」



「あ?あぁ、まあなー。料理すんの面倒だからよ」


自分のカゴを一度見てダルそうに言う。


「体、壊しますよー。俺も一回弁当三昧でぶっ倒れそうになったことあったんで」


「苦労してんだなー。」


「そんなでもないですけど。無事に高校出られてますし。」


本当に無事に。


最近それが佐渡のせいで危うくなってるけど。


あ、早く行かないとやばいな。


「じゃあ、先生。俺これで。」