佐渡め。
愛されてんな。
「俺も風邪ひこっかなー。」
「え?」
「いーや。佐渡ばっかズルいなーってさ。」
素直に笑った。
するとみんな顔を赤くしてて。
「ありがと。佐渡にやっとくわ。」
「う、うんっ。もしいらないって言ったら、捨てても大丈夫だから」
「そんなことさせねーよ。無理矢理にでも食わせる。残ったら、俺食っていい?」
「あ、いいよ!」
「ありがと、じゃ」
結構な荷物だけど、女の子たちの気持ちだって思えば、軽いな。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…