「は。俺授業あるし」 「授業と俺どっちが大事」 もちろん授業です。って言いたかったけど、潤んだ目であたしを見つめるもんだから、言えなくて。 「うん。俺だな。んじゃ、兄貴、二人とも早退ってことにしといて」 「はあー?お前、俺の兄弟がホモとかやめてくれよー?」 「大丈夫だよー。心配すんな。」 そのあと10分後ほどにタクシーが来て、そのタクシーに二人で乗り込む。 佐渡の頭はあたしの肩に乗せられてて。 いくらなんでもそれはないよ。 整った顔があたしの肩にー!!! もう心臓が暴れてる。