「なんだよ。なんで俺は野郎二人のおんぶを昼間から見ないといけないんだよ。くそ。」 保健医のこの先生はいつもこうなのだろうか。 保健室の戸を足で開けると、すぐにそう言われてしまった。 「こいつ、熱あるんです」 「はあ。ここに座らせろ」 あたしは佐渡を背中から降ろし、椅子に座らせる。 さっきより辛そうだし、咳も酷い。 「39度ねー。病院行きだな」 うわ。たかっ。 「やだ」 子供かよ。って思うくらい。