R I L L i A N ―嘘と秘密―




先生の計らいであたしでも佐渡でもなくなった。



「ねえねえ」



隣の席の向井?さんだっけかな。
女の子が俺に話しかける。



「ん?」


「百合くんて、佐渡くんと仲いいよね」


「別に」


「元同中とか?」



「いや」


「どっちから話しかけたの?」


「佐渡」



「そうなんだあ」


「なんで」


「仲良すぎて、学校中の女子が嫉妬してるの」



「誰に?」


「両方に!」


意味分かんないなー。と思いながらも、ふと思い返すと、何回かホモなの?って聞かれた覚えがある。



そんなに仲いいのかな。



入学してあたしに告ってきた女の子は50人を超えた。