巫女物語

「よっ! おはよ!」

ドン

「わっ! 脅かさないでよ…」

今、私に体当たりしてきたのは、
幼馴染の佐野 海(サノ カイ)。
佐野寺の【15代目の水の神主】。

『美歌様、キラおはよー!』

今、挨拶したのは海の守り神の猫 レイ。
海の耳に付けているピアスは、
レイとの相棒の証。

「レイ、おはよう。」

『レイ、おはようごさいます!』

「あっ、そうだ! 美歌今日空いてる?」

「空いてるけど…何で??」

嫌な予感が…

「修行手伝ってくれ!!」

やっぱり… はぁ…

「お断りします」

「頼む! クレープ奢るから!」

ピクッ

クレープは…食べたい…

「しょ、しょうがない。
クレープ絶対買ってよ??」

「おう!」

「んじゃ、また放課後!」

コクッ

クレープ食べれる! 楽しみだな…