抱えきれない程の愛をくれたあなたに。



まぁ仕方ないや。


はぁ…っと小さく溜め息をつく。



「家出して、おっさんに追いかけられてたんです。」



………圧倒的に言葉が足りないが。





隣のおと………仁藤 蒼生はジロリと目をやって、


「………まぁ今はいいか。」

と呟いた。


うーん、鋭いっ。






何処だか分からないまたまた繁華街に入った頃、「えっと………」という声が前から聞こえた。


真廣さんだ。



「はい?」っと返してしまった。


…私じゃなかったらどうしよう。(←バカ)